転職エージェント利用時の注意点 PART 1
あなたは今までに転職エージェントを利用したことがありますか?
その体験は、満足のいくものでしたか?
どちらかの答えが「いいえ」である方には、この記事は今後転職エージェントとやり取りする際に役立つことでしょう。
今回の記事では、RedditとQuora上から、転職エージェントとの面談の進め方や共有すべき情報について、人々が抱いている切実な質問をすべて集めました。そして、当社の転職エージェントたちに、回答してもらいました。
以下は、最初の6つの質問です。
転職エージェントに現職の給与を伝えるべきですか?
現在の給与は常に転職エージェントに伝えるべきです。ほとんどの企業は、私たち転職エージェントが紹介する転職者の給与について尋ねます。なぜなら、彼らはあなたの現在の給与をもとに、転職後の給与を決めるからです。ですから、この情報を伏せることで、プロフィールを見てもらえなかったり、現在の給与を隠すマイナスな理由があると判断される可能性が高くなります。
ネット上では、給与明細を出さない方がいいという情報もありますが、日本市場においては、間違ったアドバイスです。そもそも日本の場合は、採用企業が内定の段階で、給与明細を要求してくるからです。そのため、私たちは給与を濁したりせず、教えることで採用担当者とより良い信頼関係を築くことをお勧めします。
そして転職エージェントに給与を教えることは、逆に転職者の給与が適正であるかどうかを確認するのにも役立ちます。私たち転職エージェントは多くの企業と仕事をしているため、日本のIT市場にはとても詳しく、スキルや経験などに対した年収の水準などは把握しています。ですので、給与がスキルや経験に見合ったものであるかどうかを簡単に確認することができます。
これまでにも、スキルなどに対して給与が低い方がそれを知らずにいるケースを見てきました。そのような方に、過去の年収関係なく、業界水準の年収に上げる転職活動のサポートをたくさんしてきました。
他の企業からの内定について転職エージェントに話すべきですか?
他社での内定について話すことは、多くの場合は転職者にとってプラスに働きます。
まず、クライアント企業は優秀な人材を逃したくないので、採用プロセスをスピードアップすることができます。また、クライアントは、より高い緊張感を持って面接の日程を決めることができます。
次に、より良い条件を提示してもらえる可能性が出てきます。別の内定があることで、私たちエージェントは、あなたのためにより条件の良い内定を交渉することができる立場にあります。多くの場合、採用企業は、他社に負けないように、提示する給与やインセンティブを増額します。
逆に、他社からの内定をクライアントと共有せず、最終的にクライアントが別の情報源から知ることになれば、信頼関係や採用企業との今後の関係に悪影響が出る可能性があります。その会社で仕事をすることが目的なので、誤解を招かないように留意してください。
なぜ転職エージェントに希望給与を伝える必要があるのですか?
経験やスキルに見合っていない高すぎる、あるいは低すぎる求人を紹介して、あなたやクライアント企業の時間を無駄にしないためにも、あなたの希望する給与を前もって正直に伝えておくことは非常に重要です。また、クライアントも、あなたが予算内に収まるかどうかを判断するために、その情報を必要としています。多くの場合、給与はその職務の年功序列を示す指標となります。
また、応募先の企業や職種について詳しく知ることで、プロセスを通じてその希望が変わっても全く問題ありません。もし、最初に考えていたよりも仕事の要件が高いと感じたら、いつでもより高い給与の希望を出し、修正することができます。その理由を合理的に説明すれば、クライアントも理解を示してくれますし、オファー内容を調整してくれることも少なくありません。
他の企業と同時進行で行っている面接について、エージェントに話すべきですか?
この質問も2と同様で、主な理由は、クライアントとのプロセスを迅速に進めるためです。すでに他社の面接を受けている場合、特に後期であれば、その情報を使って、お客様のためにプロセスをできるだけ早めることができます。
例えば、私たちが紹介した会社で面接プロセスを始めたばかりで、同時に他の会社で最終面接まで進んでいる場合、クライアントはできる限り面接の日程を調整し、あなたの面接を早く進めることができます。
また、他の転職エージェントと同じクライアントを共有している場合、誤って既にあなたが面接を受けている求人を紹介したくないという理由もあります。
解雇されたことは、リクルーターに伝えるべきですか。
はい、解雇された場合は必ず伝えるべきです。
まず第一に、解雇されることを恥じる必要はありません。今はIT業界の不況で、多くの企業がリストラをしたり、日本市場から完全に撤退したりしています。もし、あなたがそのような状況に陥ったとしても、それはあなたの責任ではなく、将来の雇用主もあなたの責任だとは思わないでしょう。
また、他の理由で解雇されたとしても、その理由をエージェントに正直に教えてください。時には、そうなるはずではなかったということもあります。あなたのスキルが、その会社のライフサイクルに合っていなかったのかもしれません。だからといって、あなたが他の会社で価値を発揮できないとは限りません。私たちは常に、あなたのスキルがどのようにクライアント企業に付加価値を与えることができるかを提示することに力を注いでいます。
さらに、あなたが現在無職であることを知ることで、あなたの重要性とプロセスにおける緊急性がさらに増し、より密接に、より迅速に、エージェントである私たちはあなたのサポートをします。
オファー内容に不満がある場合、エージェントに伝えるべきですか?
不満のあるオファーを受けたら、ただ拒否するだけでなく、なぜ不満なのかを伝えてください。
それは給与でしょうか?構造ですか?他に希望するインセンティブはありますか?
そのオファーを改善する方法は必ずあります。私たちエージェントが背中を押すと、クライアント企業がオファー内容を変更したり、インセンティブを追加したりすることがよくあります。いつもというわけではありませんが、言っていただかないとわからないのです。たとえ変更されなくても、プッシュバックすることで、クライアント企業から、なぜそのオファー内容なのか、より詳細なフィードバックを受けることができます。これは、他のプロセスを進める上でも貴重な情報になります。
最後になりますが、あなたにとって今は転職するタイミングではない場合もあり、あと1~2年現職にとどまることがキャリアにとって良い選択である可能性もあります。
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鍛治原 安樹
マネージャー | マーケティング