ロボット開発フルスタックエンジニアとは?未経験から目指せるキャリア&業務内容ガイド
日本の有名どころといえば、まずはアニメですよね。
次は、ゲームでしょうか。
またその次は、お寿司でいかがでしょう。
過去の記事では、ロボット開発パーセプションエンジニア職についてご紹介いただきました。今回のテーマとなるポジションは、ロボット開発フルスタックエンジニアです。
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今回はロボット開発フルスタックエンジニア職の概要から、業務内容、日々のワークフロー、クライアント要件の対応例、そして転職活動時のアドバイスまで、詳細に語っていただきました。
では、業務概要からみていきましょう。内容が盛りだくさんですよ。
ロボット開発フルスタックエンジニア職の業務概要
ロボット開発フルスタックエンジニア職は、人間によるロボットのシームレスな操作を支援するポジションです。フロントエンドやバックエンドに関する専門技術が要求されます。
弊社のクライアント企業の掲げる募集要件でも、React、JavaScript、TypeScriptなどのフロントエンドツールのウェイトが大きくなっています。また一方で、バックエンドツールの専門知識や使用経験も重要です。Java、GoLang、Python、C++などのプログラミング言語への柔軟な対応能力も求められるでしょう。
ロボット開発業界の興味深い特徴は、その間口の広さです。ロボット開発業界におけるバックグラウンド開発経験は必ずしも必須条件ではありません。業務スキルに重複があれば、ヘルステック業界や自動運転開発業界などの他業界の人材も重宝されており、業界未経験での応募も可能です。このように、業界全体でさまざまな他分野の専門家に門戸が開かれています。
ロボット開発フルスタックエンジニア職の業務は、ユーザーがシステム操作方法を感覚で理解でき、スムーズに扱えるようにサポートしていくことがメインになります。ヒューマンコンピューターインタラクション(HCI)やヒューマンマシンインタラクション(HMI)に関する深い知識が求められるでしょう。
業務責任|ロボット開発フルスタックエンジニア
業務としては、ユーザー向けアプリの開発が主になるでしょう。タスク定義やシステムの可視化・監視ツール作成が含まれるため、UI/UXデザインにおける技術的な実現可能性やユーザーアプリの信頼性をいかに担保していくかが重要になります。
また、ネットワーキングやトラブルシューティング、CI/CDパイプラインの運用維持にも関わることになるでしょう。
以下は、ロボット開発フルスタックエンジニア職の業務例です。
ユーザー向けアプリの開発:ユーザー向けのシステム可視化・監視アプリの作成
技術的なUI/UXの実現可能性:デザイン面と機能面におけるユーザーインターフェースの実用性と信頼性の両立
バックエンド開発:ロボット開発チームとのアプリのバックエンド開発を通じたHMIと他システムの統合推進
ネットワーキングとトラブルシューティング:システムデプロイ後の運用管理やトラブルシューティング
CI/CDパイプラインの運用維持:チーム向けCI/CDパイプラインの構築・維持
ここからは、日々の実際の業務がどうなっているかをみていきましょう。
日々の業務内容|ロボット開発フルスタックエンジニア
日常の業務割合としては、コーディングが約60%、チーム協働や仕様書・要件定義の作成が約30%を占め、残りの10%は業界最新トレンドのキャッチアップに費やすことになるでしょう。
フルスタックエンジニアは、メディエーターやデベロッパーとして開発作業に積極的に携わることが多くあります。GitツールやConfluenceなどのツールを使用して、他の開発者との協働作業にあたる機会も多くなるでしょう。
また、データベースのスケーラビリティの理解も非常に重要です。ブルドーザーやクレーンといった重機の複数管理を行う大規模なオペレーションでは、ユーザー向けのスケーラブルなアプリが欠かせません。
以下は、フルスタックエンジニア職の1日の業務の一例です。
朝の進捗確認:チームミーティングやメンバーとの立ち話で当日の業務目標や課題点、優先順位の高い業務を整理しましょう。この時間で、チーム内の進捗共有も済ませてしまいましょう。
コーディングと開発:1日の大半をハンズオンコーディングが占めることになるでしょう。開発システムに関わるフロントエンドとバックエンドの両方の開発・調整を行うことになります。ユーザーインターフェースの作成やバックエンドサービス統合、新機能のコーディングを担当することもあるかもしれません。
チーム間協業とその促進:バックエンドチーム、フロントエンドチーム、ロボット開発チームなどの他部署と連携して、ブレインストーミングやコードレビュー、統合戦略協議を定期的に行うことになります。連携業務をスムーズに進めるには、バージョン管理ツールのGitツールやプロジェクト管理ツールのConfluenceが使えるかも重要なポイントです。
ランチ休憩と小休憩:ランチ休憩や小休憩はしっかりとりましょう。生産性やクリエイティブな思考の維持に大切ですよ。
コードレビューとテスト:午後はコードレビューが中心です。新機能のテストやアプリの全体でシームレス統合ができているかを確認する時間が多くなるでしょう。また、自動化テスト、デバック、アップデート実装のセットアップ作業やモニタリング作業を行うこともあるかもしれません。
学習とリサーチ:ロボットシステムの向上改善に向けて情報のアップデートをする時間がとれる日もあるかもしれません。最新テクノロジーを吸収したり、新規ツールやメソッドの仕様を学んだり、革新的なソリューションについての知識を深めるとよいでしょう。
ドキュメントの作成:1日の最後に、タスクの変更点や追加事項をドキュメントに追記しておきましょう。チーム全体で開発プロセスの進捗を共有把握するのに役立ちますよ。
ロボット開発フルスタックエンジニア職には、どのようなスキルが求められるでしょうか?
募集要項|ロボット開発フルスタックエンジニア
募集要項:
以下は、弊社で扱っている求人の募集要項の一例です。
・コンピュータサイエンスまたは関連分野の学士号
・ソフトウェアエンジニアリング経験(2年以上)
・JavaScriptやフロントエンドフレームワークの専門技術(Reactの専門性があれば望ましい)
・データベースの設計・スケーリング経験
・ソフトウェアバージョン管理ならびにGitツールの専門知識
・英語での業務対応能力
歓迎条件:
・ロボット開発業界の経験者
・Linux、Dockerの運用管理に関する知識、アジャイル開発・スクラム開発メソロドジーの理解
・日本語の堪能さ
募集要項や歓迎条件から最重要項目を5つ選んでいただきました。
他の候補者から一歩リードするための5つのスキル
ロボット開発フルスタックエンジニア
1. ロボット開発の経験
注目理由:
ロボット開発のバックグラウンドがあると、複雑なシステム構造を熟知しており、業務に最先端技術を業務に活用できる専門性があるとアピールすることができます。ロボット開発業界の問題解決には、新たなツールやメソッドを柔軟に吸収して革新的なソリューションを創り上げることが求められます。
スキルを養う方法:
ロボット開発に関連したプロジェクトや学習コースに参加してみましょう。ロボットオペレーティングシステム(ROS)などのツールを活用して、実践的なハンズオンエクスペリエンスを身につけるのがオススメです。また、ロボットコンペティションに参加したり、ロボット開発関連の個人学習プロジェクトに取り組むことでもスキルを磨くことができますよ。
2. フロントエンドスキル(JavaScriptとReact)
注目理由:
スムーズなヒューマンマシンインタラクション(HMI)には、レスポンシブデザインや操作のしやすさを考慮したユーザーフレンドリーなインターフェース開発が欠かせません。JavaScriptやReactといったフロントエンドテクノロジーの専門性は、ロボット開発で非常に重要なスキルとなります。
スキルを養う方法:
オンラインコースやチュートリアルを受講したり、個人学習用プロジェクトに取り組んでみましょう。オープンソースプロジェクトへの参加もオススメです。実践的な経験が積めるだけでなく、応募先の企業へスキルをアピールすることもできますよ。
3. バックエンドスキル(C++とPython)
注目理由:
ロボット開発システムの基盤は、論理型計算モデルです。C++やPythonなどのバックエンド開発言語の専門性は、アルゴリズム開発、データ処理、システム統合といった作業での必須スキルとなっています。
スキルを養う方法:
バックエンドプロジェクトからはじめてみましょう。個人学習用のプロジェクトに取り組んだり、既存プロジェクトに参加するのがオススメです。コーディングチャレンジに参加したり、データ操作処理やアルゴリズム開発に取り組むことでも、スキルアップが図れますよ。
4. コミュニケーションスキルと傾聴力
注目理由:
クライエントとチームメンバーの間で効果的な理解の擦り合わせを行うには、コミュニケーションスキルが重要です。また、クライエントの要件やユーザーフィードバックの聞き出しを行う場面では、傾聴力がものをいいます。ユーザーセントリックな設計を行う上で、欠かせないスキルとなっています。
スキルを養う方法:
コミュニケーションスキルを向上させるには、積極的にチームミーティングに参加して意見を述べたり、フィードバックを得る機会を逃さないようにするとよいでしょう。日々のコミュニケーションの中でアクティブリスニングを意識するほか、コミュニケーションスキルに関するワークショップや研修コースに参加するのもスキルアップに役立つでしょう。
5. スクラム開発・アジャイル開発の理解
注目理由:
スクラム開発やアジャイル開発のメソドロジが把握できていると、プロジェクトの効率的に管理したり、変更を迅速に反映したり、開発プロセスでタイムラグのない改善アップデートを維持するのに重宝します。
スキルを養う方法:
公式トレーニングや公認資格プログラムに参加したり、現在担当中のプロジェクトにスクラム開発やアジャイル開発のメソロドジを応用してみるのもオススメです。また、アジャイルスクラムワークショップに参加したり、アジャイル開発チームにチーム移動させてもらうことでも、実践的な経験を積んでいけるでしょう。
キャリア形成|ロボット開発フルスタックエンジニア
まずは、フルスタックエンジニア職から始めましょう。経験を積む中で、シニアエンジニア職やプリンシパルエンジニア職への昇進が狙えます。また、エンジニア職に関連した多岐に渡る専門性を養えるため、将来的にテックリードやCTOへの転向も可能ですよ。
エントリーレベル:ロボット開発ジュニアフルスタックエンジニア
・キャリアスタート:コンピューターサイエンスまたは関連分野で学士号取得し、ソフトウェア開発経験を有すること。
・注力ポイント:フロントエンド開発技術やバックエンド開発技術の専門性を高め、ロボット開発における基本的概念を理解し、協業スキルを伸ばすこと。
ミドルレベル:ロボット開発フルスタックエンジニア
・専門性の向上:フロントエンド開発技術(JavaScript, React)とバックエンド開発技術(Python, C++)の両方で専門知識を深めること。また、システム理解を深めること。
・職務事項と責任:より複雑なプロジェクトを担当し、システム設計に貢献すること。また、チームの若手メンバーへのメンタリング経験を積んでいくこと。
シニアレベル:ロボット開発シニアフルスタックエンジニア
・知識と経験に裏打ちされた専門性:フルスタックエンジニアリングを熟知し、ロボット開発での多岐に渡る経験を積み重ねること。
・リーダーシップ:プロジェクトチームを牽引し、設計や技術面での重要な方針決定を行うこと。また、他のエンジニアに対してメンタリングを実施すること。
アドバンスドレベル:ロボット開発プリンシパルフルスタックエンジニア / ロボット開発リードフルスタックエンジニア
・エンジニアチーム全体の牽引:技術戦略を推進し、革新的なソリューションを創り上げ、複数プロジェクトや大規模なチームを牽引指導していくこと。
・メンタリングの実施:メンタリングのキーパーソンや情報源として社内全体で頼られる人材になること。
エグゼキュティブレベル:テクニカルディレクターまたはCTO
・企業戦略の開発:社内の技術的方針を監督し、重要度の高い社内決定を取り仕切ること。また、最新技術を自社の企業戦略と統合していくこと。
・長期目標への牽引力:インベーションを促進し、自社の技術的成長に向けた長期目標を設定すること。
その他のキャリア形成プラン
・専門性の構築:専門性を高める分野をフロントエンド開発とバックエンド開発の一方、またはその他のロボット開発の特定分野に絞りこむことでも、特定領域の専門性習得につながるでしょう。
・役職転向:フルスタックスキルは汎用性があるため、テック業界内の他の役職へ転向することも可能です。転向先の役職候補には、プロジェクトマネージャーやシステムアーキテクト、ビジネスアナリストなどがあります。
応募先は決まりましたか?
以下では、選考通過に重要なポイントもご紹介いたします。
内定獲得のための秘訣
ロボット開発フルスタックエンジニア
転職を成功させるポイント
あなたの熱意を見せましょう
ロボット開発分野に初挑戦する場合は、ROSなどのツールを使った小規模なプロジェクトに取り組むことから始めましょう。ロボット分野未経験でも、関心や適正をアピールできますよ。未経験でも情熱があると分かってもらえれば、選考の決め手になることがあります。
履歴書の書き方
履歴書を作成する際は、記載内容と記載形式の両方に留意しましょう。
以下8点は、留意点です。
1. 記載形式と伝達内容:履歴書はシンプルで読みやすくしましょう。履歴書全体の構成が重要です。スキルや経験は箇条書きがオススメです。全体のレイアウトが見やすく、記載内容が論理的に整理されているかがポイントです。
2. 関連分野経験の強調:ロボット開発フルスタックエンジニア職では、業務内容が多岐に渡ります。フルスタック開発に関連する経験があれば、全て書きましょう。ロボット開発や関連分野での経験があればなおのこと、強調するのがオススメです。JavaScript、React、その他のフロントエンド開発技術を使ったプロジェクトがある場合も、忘れずに記載しましょう。また、Python、Java、C++などのバックエンド開発言語の専門性も併記するようにしてください。
3. プロジェクト担当経験:これまでに携わったプロジェクトを書き出しましょう。特にフルスタック開発に関連したスキルがアピールできるものであれば、詳細に記述してください。プロジェクト規模、担当内容、プロジェクトで使用した技術も併記しましょう。現場の状況に合わせてスキルを柔軟に応用する能力や経験があると示すことができますよ。
4. ロボット開発分野や関連分野での経験:ロボット開発、自律システム、ヘルステックなどの経験がある場合は、是非アピールしてください。規模の小さいプロジェクトや個人タスクであったとしても、企業側へロボット開発業界への関心や今後の可能性をアピールできます。
5. スキルと技術:扱える技術やプログラミング言語をリスト化しましょう。フロントエンド開発技術やバックエンド開発技術に加えて、関連ツールやフレームワークでも扱えるものがあれば併記してください。
6. 学歴と資格:学位があれば記載しましょう。特にコンピュータサイエンスや関連分野の学位であれば、忘れず記載してください。また、ロボット開発フルスタックエンジニア職に関連するコースの受講経験や取得資格があれば、記載するのがオススメです。
7. 職務経歴の要約:履歴書の冒頭に職務経歴のまとめを記載しましょう。職務経験、スキル、これまでの業務実績を包括した内容にしてください。採用担当者の目に止まり、詳細を読む意欲を掻き立てるように意識しましょう。
8. 履歴書内容の調整:応募するポジションに合わせて履歴書を調整しましょう。ロボット開発フルスタックエンジニア職の業務内容や募集要項に合ったスキルや経験を強調するようにしてください。
面接のポイント
面接に向けての準備では、面接官が聞きたいポイントを予め押さえておくことが重要です。
以下は、面接時のポイントです。
1. 最初のカジュアル面談:
最初の面接は、カジュアルで形式ばらないことが多いので、自分の経験について話す機会にしましょう。特に、フロントエンド開発とバックエンド開発のどちらが得意かを伝えることが大切です。ロボット開発フルスタックエンジニアの業務は、フロントエンド開発を担当することが多いため、ReactやJavaScriptなどのフロントエンド開発技術の使用経験があれば強調して伝えるのがオススメです。
2. 技術スキルの評価:
技術面での評価は、ライブコーディングや自宅で行う提出課題形式になります。完了までに数日を要することも多く、コーディングスキルや問題解決へのアプローチがチェックされる内容になっています。しっかり準備してから挑みましょう。
3. 専門分野に特化した質問:
これまでの経験に関する質疑応答があります。ロボット開発分野や関連分野での取り組みがあれば、質問されることが多いです。今までに直面した課題やどのようなシナリオで解決にはどのようなスキルを用いたかを説明できるようにしておきましょう。すでにロボット開発分野での従事経験がある場合は、しっかりアピールしてください。他の応募者の一歩先に出ることができるでしょう。
4. ロボット開発への熱意のアピール:面接の全体を通して、ロボット開発に対して心から関心があるとアピールすることが大切です。ロボット開発に関連した職務経験がない場合は、学習や関連のあるプロジェクトに取り組むのがオススメです。自発的に取り組む意欲があると、面接官から高い評価を得られるでしょう。
5. コミュニケーションスキル:コミュニケーションスキルや傾聴力があることを強調しましょう。チーム協働タスクやクライアントからの要求、ユーザーフィードバック対応といった業務をスムーズに進める上でどのようなことに留意してきたかを具体的に伝えるようにしてください。これらのスキルは、ユーザーやクライアントのニーズを正しく把握し、実装内容に反映させるために、非常に重要です。
6. スクラム開発やアジャイル開発のメソロドジ:アジャイル開発やスクラム開発の手法を使用した経験がある場合は、強調して伝えましょう。前職でCI/CD開発プロセスに携わった経験や反復型開発に貢献したことがあれば、面接官との議論事項に組み込んでしまうのがオススメです。
7. 専門技術に関する議論:Gitツールやデータベースのスケーリングツールやその他のツールの使用経験を話せるように整理しておきましょう。ツールに関する理解があることやフルスタック開発環境でどのように活用できるかを説明するとよいでしょう。
8. チームや社内文化とのマッチング:最終面接では、チームの雰囲気や企業文化とのマッチング度合いに焦点が置かれます。取り繕う必要はありません。面接官に自分らしさを見てもらうようにしてください。チームの一員として、応募先の企業文化やチームメンバーを受け入れることができるとを知ってもらいましょう。
9. 面接官への逆質問:会社やチーム、または応募ポジションに関する具体的な質問をよく考えておきましょう。応募先への関心が示せるだけでなく、企業側とのマッチングを考えるいい機会にもなりますよ。
以下では、ロボット開発エンジニア職に関するよくあるご質問にお答えいたします。
ロボット開発フルスタックエンジニアに関するよくあるご質問
FAQ
Q1:ロボット開発フルスタックエンジニアとロボット開発ソフトウェアエンジニアにはどのような違いがあるでしょうか?
A:ロボット開発フルスタックエンジニア職は、ロボット開発向けソフトウェアシステムのフロントエンド開発とバックエンド開発の両方を担当します。ユーザーインターフェースの作成や、サーバーサイドロジック処理も業務に含まれています。一方で、ロボット開発ソフトウェアエンジニア職は、システム自体の開発やプログラミングがメイン業務となり、ユーザーインターフェースやフルスタック開発は担当しないことが多くなるでしょう。機器の動作や認識、判断処理などに関わるアルゴリズム開発は担当することがあるかもしれません。
Q2:ロボット開発フルスタックエンジニアと一般的なフルスタック開発者にはどのような違いがあるでしょうか?
A:フロントエンド開発とバックエンド開発の両方に携わる点は同じです。しかし、ロボット開発フルスタックエンジニア職は、ロボット開発アプリ関連業務に特化している点で異なります。ロボット開発用ハードウェアの連携開発やロボット開発に特化したユーザー要求の把握理解を行うほか、リアルタイムデータ処理などのロボット開発にまつわる業務が担当になるでしょう。対して、一般的なフルスタック開発者のメイン業務は、全般的なソフトウェアアプリの開発です。ロボット開発に特化した業務を担当することはありません。
Q3:ロボット開発フルスタックエンジニアはメカトロニクスエンジニアと同じでしょうか?
A:業務内容に違いがあります。メカトロニクスエンジニア職は、電子制御やコンピュータ制御で管理された機械システムの設計・開発がメイン業務となります。ロボット開発の中でも、ハードウェア寄りの分野に取り組むことが多くなるでしょう。一方、ロボット開発フルスタックエンジニアの業務は、ソフトウェア開発がメインです。制御システムと連携するアプリの設計・実装を担当することになるでしょう。
Q4:ロボット開発未経験でもロボット開発フルスタックエンジニアになれますか?
A:ロボット開発分野の経験があれば有利になることは事実です。しかし、必ずしも問われるわけではありません。自動運転技術やヘルステックなどの業界経験や複雑なシステムの統合経験でも、関連分野経験があるとみなしてもらえます。一番のポイントは、フルスタック開発の基礎がしっかりと理解できているか、またロボット開発について今後学んでいく意欲があるかです。
Q5:どのようなプログラミング言語が必要になりますか?
A:JavaScriptなどのフロントエンド開発技術やReactなどのフレームワークの高い習熟度が求められます。加えて、Java、Python、C++、Goといったバックエンド開発言語も扱いなれていれば、さらに有利になるでしょう。加えて、データベースの管理方法やスケーラビリティについて理解ができているかも重要です。
Q6:フルスタックWeb開発者からロボット開発フルスタックエンジニアに転向することは可能ですか?
A:はい、可能です。フロントエンド開発やバックエンド開発に必要なスキルは、すでに習得されていると思いますので、ロボット開発に特化したソフトウェアについての知識を深めるとよいでしょう。トレーニングを受講したり、個人学習に取り組むことで、ロボット開発ハードウェアとソフトウェアが連携する仕組みの理解を深めていくのがオススメです。
こうしたよくある質問にお答えすることで、現在応募選考中の方や最近興味が出てきた方がロボット開発フルスタックエンジニア職の特徴を知ったり、類似した他のポジションとの違いに気付いていただくお手伝いができますと幸いです。
Q7:ロボット開発フルスタックエンジニア職には、どこから応募すればいいですか?