効率的な付箋の使い方:頭の中を整理しましょう
皆さんこんにちは。緊急事態宣言も遂に解除され、徐々に通常の生活が戻りつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。まだこれから第2波が来る可能性がありますし、三密を避けつつ十分に気をつけていきましょう。
今回は公私共に効率的に使える付箋の使い方をご紹介していきたいと思います。
皆さんは普段から付箋を活用していますか?
付箋は普通のメモとは違い、ノリがついているため「物に貼り付けることができる」「頭の中のアイディアを視覚化することで整理ができる」などのメリットがあります。仕事でもプライベートでもアイディアをブレインストームするのに便利です。最近ではカラフルで様々なサイズ、デザインの付箋も売られていますね。
私自身、普段から付箋をよく使います。今回は付箋の使い方をいくつかご紹介していきますので、1つでも自分に合う使い方が見つかれば幸いです。
1. KPT法
自分の行動を振り返り、目標達成に繋げるためのKPT法をご紹介します。
KPT法はKeep/Problem/Tryの頭文字から成ります。
Keep: このまま継続すること、うまくいったこと
Problem: 今抱えている課題、問題点
Try: 解決策、新たに実践すること
これらのKPTをそれぞれ付箋に書き出し、「可視化」していきます。
例えば大事なお客様との商談の後にこのKPT法を試したとします。
Keep: 良いプレゼンができた
Problem: 技術面の解答ができなかった
Try: 知識をより一層増やしていく
思いつく限りを書き出し、ノートや模造紙にカテゴリー別に張り出してみましょう。
このようにKPT法を使って振り返りをすることで、自らを省みる機会ができ、次に向けて自分が何をすべきかを視覚化することができます。また、付箋は一枚一枚を移動・整理することができるのでアイディアを項目ごとに分類することも簡単にできます。
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2. 思いついたことを自由に書き出す→分類化
まずは頭で思いついたこと、やらないといけないと思っていたことをどんどんと付箋に書き出してみましょう。
「犬小屋の修理」「電球を購入」「息子とキャッチボール」「家族旅行」「買った本を読みたい」・・このようにどんな些細なことでも全て書き出してみましょう。
次にそれらを[すぐにやる] [任せる] [先送り]の3項目に分けて貼り付けていきます。
[すぐにやる] 「息子とキャッチボール」「犬小屋の修理」「DVD返却」
[任せる] 「電球を購入」
[先送り]「家族旅行」「断捨離」
このように頭の中のアイディアを視覚化することで、それらが自分にとって本当にやらないといけないことなのか、人に任せられることなのかが明確になります。
[すぐにやる] 項目の中から更にプライオリティをつけ、期限を設けることも良いでしょう。
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3. アイゼンハワーマトリクス
2.で書き出したアイディアをアイゼンハワーマトリクスに応用することも可能です。代表的なタスク管理方法ですが、付箋を4領域に分けて整理していくものです。
第1領域:緊急かつ重要
第2領域:緊急ではないが重要
第3領域:緊急かつ重要でない
第4領域:緊急でも重要でもない
このように物事に優先度をつけることで、まずどれから取り掛かれば良いのかが視覚化できます。この方法はビジネス、プライベートどちらでも簡単に取り入れていくことができます。
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今回は3つの付箋の効率的な使い方をご紹介しました。どれも付箋が手元にあればすぐに試せる方法です。昨今では便利なタスク管理ツールなどもありますが、「手で書く」ことで頭の中を整理していくことはとても大事だと私は思います。
少しでも皆さんのお役に立てたのであれば幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
補足
私はよくエアコンを消し忘れてしまうことがあるので、玄関に「エアコン消した?」と書いた付箋を貼っています。靴を履くときに嫌でも目に入るので、慌てて消しに戻ることがあります。
こんな使い方もできますね!